ザウリの散文倉庫

映画、ゲーム、観劇、美術展の感想などと左利きライフ。

初めて同人誌だした&サークル参加した覚書【再掲】

再掲(初出:2019-01-09)

感染症対策とかを気にする必要がなかった頃のイベントです。

 

 

平成最後の夏ってなんかエモくない?って盛り上がってる頃にふと、平成のうちに一回くらい同人誌即売会にサークル参加してみたくない?と思いつく。

サークル参加してみるか。と決めたのが2018年9月末くらい?年内はどう考えても無理だったので出るイベント見繕う。
ネットのお友達が関東の人が多そうだったので東京にしよー。二月かー、頃合いだな。で参加イベント決める。春コミだった。春コミ!ってなった。
ちなみに12月に入ってサークル参加申し込みした後にわりと関西に住んでる友達もいたことに気付く。基本的にフォロワーさんとかの居住地を知らない

装丁厨でやってみたいことがあったし正直初めての同人誌だけどこの先も出し続けるかわかんないんだからやりたいことはやろうという気持ちだったのでカバー付けたりとかした。
印刷所さんのサイトに自動見積もりがあったのでやりたいことドカ盛で見積もり取って趣味なら出せる金額だなと思えたのも決めた理由の一つ。

原稿に手を付けた、といえるのは12月末くらいかなぁ。出す本が短歌というあまりにもニッチな奴だったのだけど正直ストックは多少あった。夏頃からやってたのもあるしネタはずっとツイッターでつぶやいてた”うちの本丸”だったし。
手を付け始めた時点でのストックは二十首くらいだったかな?
全キャラ一首はやりたかったのでネタ探しに歌集や歳時記読んだり思いつくままに作ったり。
まぁ短歌つくる方あんまりいないだろうし割愛します。

結局二月中旬の一番安い締め切りには間に合わないなーというのを決めたのが一週間前くらい?中身があと5首くらい足りなくて、データ作るのが初めてと思うと強行する気にならなかった。
でも締め切りが一週間ちょっと伸びることを考えたら収録数にも意味持たせたいなとか思ってしまって結局そのあと20首くらい作ったよね。
楽しかった。
これがイベント前夜にコピー本とかを無配をつくってしまう心境?ってなった。

伸ばした後の締め切り前最後の土日は予定がなかったのでそこでデータ作成。
印刷屋さんホームページとMSWordだったのでノウハウサイトとあと本を作ろうさん(  http://howto.fanweb.jp/ )とにらめっこしてました。表紙とかはメディバンで作ったんだけどレイヤーとかもよくわかってなかったから入稿受付連絡が来てめちゃくちゃ安心したよね
この前後、サークル参加経験者の皆さん相手にギャーギャー騒いでた。その節はお世話になりました。
このころにネットの匿名ツールでいろんなアドバイスいただいたり売り子、というより私の心の平穏のためにスペースにいてくれることを友達に頼んだりしてた。その節は快諾していただきありがとうございました。

入稿は早割でできたよ!ほめていただいたよ!でもそのせいで当日までそもそも入稿はあれで大丈夫だったのか?ってなる期間が長かった。
これは慣れかもしれないし気になるのなら不備はなかったですって連絡のある印刷所さんを選んだりしたほうがいいのかな?

反省点はマジで直前の精神的な体調の管理ができてなかったことですね。いくら楽しくてもタスクはタスク、振り返るとストレス源になっていた部分はあります。

でも当日スペース行ったら本があったよすごい!
そしてテンションはおかしかったけどイベントめっちゃ楽しかった。
知らない人に本を手にとってもらうという目標も達成できたし落ち着いたころにサンプル見て手に取ってくださった方もいたし単キャラ連句をこの子が推しですって方に持って帰ってもらえたのもうれしかった。スペースに大人しく座っていることができずに最初のお客さんにお会いできなかったのだけがちょっと後悔だけどお留守番お願いしてた友達があの人は絶対サンプル見てきた人だよにっこにこだったよって教えてくれてこっちもにこにこしました。
そもそもイベント参加自体が久々で心配だったんだけどまぁなんとかなったし
当日の勝因が二人も手伝ってくれる方を見つけられたことだったのは間違いないのでここではお名前伏せるけどありがとうまじありがとうという気持ちです。
値札がちゃんと通りすがりの人のフックになる内容にできていたことにとても満足している。


イベント終わって帰って今二週間くらいたったとこだけどまず、原因がわかんないけど体調が普通に戻るまでに二週間かかってるという事実がある。
春コミ前後の東京旅行にスケジュールを詰め込みすぎていたしイベントのせいなのかもうマジで予定を入れすぎたせいなのかがわかんないんだけどでも原因はいろいろだろうけどまぁイベントで情緒がアッパーに入りすぎたのもあるだろうなぁ。

あとわたしはお金の話が好きなのでお金の話をするんだけど自分で同人誌を出す経験およびそれを頒布する経験、マジでプライスレスすぎてお金の話がしにくい
当日楽しかったのはもちろんあるんだけど読んだ人から感想をもらうっていうのがものすごくうれしくってその嬉しさわりと長持ちするんだよね。イベント当日の感情のみでコスト比較をするのはもったいないくらい
いま自家頒布受付してるんだけど思ったより需要あるな?って喜びもあるし。
短歌というジャンルなこともあり需要ゼロ想定だったから余計うれしいのあるか。
ただまぁ安くはないなーと、わたしのアレな金銭感覚でもそう思う程度にお金のいる趣味?いや、どうだろうコスト抑えようと思ったら抑えようはめっちゃあるから??
ノーマークだったからビックリしたのが搬出の費用が思ったよりかかることで今回わたしは直接搬入自力搬出だったので良かったのだけど発行部数の多いサークルはマジで動かしてるお金の額ってなったのでいろいろ感謝するしかない。
費用のことを考えると東京でサークル参加はやっぱきついかなーって思ったけど多分次もどこかでサークル参加はすると思う程度には楽しかった。でも無計画に使えるお金ではないので計画的にやらなければ。
参考までにお伝えしておくとわたしは交通費+宿泊費で2万程度の旅行なら無計画にやるタイプの財布のひもが緩い人間です。

オールキャラ全年齢なのをいいことに国会図書館に納本とかもしたからそのうちそっちの話もざっとまとめたいなぁ。
自費出版をしたという経験やっぱ何事にも代えがたいなと思う。

とりあえず当面の目標は体力作り!秋には福岡に通わなければいけない予定もあるし。
自己管理の反省点はたくさんあるけどやったことには後悔してない最高に楽しい経験でした!
アドバイスいただいたみなさんとか当日手伝ってくれた二人とかあと印刷屋さんとかあと本を作ろうさん(  http://howto.fanweb.jp/ )とかサークル参加は楽しいよ!って語ってくれたみなさんありがとー!!